悲しみの展開、朝ドラ受けで華丸ショック「こんな辛い結果…」

裕福な造り酒屋「峰屋」で元気に育った主人公・槙野万太郎が愛してやまない草花を研究するため、土佐から上京する連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。8月4日放送の第90回では、万太郎と寿恵子の娘・園子が病になり、土佐では造り酒屋「峰屋」が店じまいを迫られるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

園子の骨壷や形見を見つめる寿恵子(浜辺美波)と万太郎(神木隆之介)(C)NHK

万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)の娘・園子が病に倒れ、息を引き取った。悲しみに暮れる2人は、園子に似た「ヒメスミレ」を描いた絵を焼き上げ、その死を悼む。

土佐では、万太郎の実家「峰屋」が腐造をきっかけに店じまいしてしまう。姉の綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)に、心からのねぎらいの言葉をかける分家の豊治(菅原大吉)たち。2人は、土地を売ったお金をもとに再出発を誓い、まずは万太郎たちに詫びるため上京することを決めるのだった。

槙野夫妻の愛娘・園子が2歳を前にし永眠する場面が描かれた今回の放送。SNSでは、「園ちゃん、早すぎるよ」「朝ドラが辛すぎて、もう今日一日中何もやる気が起きない」「園ちゃん・・・。昔は生まれてきた子どもが無事に成人するということは、決して当たり前のことではなかったんですよね」など悲しみの声が相次いだ。

直後に放送された朝番組『あさイチ』でも、MCの博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが絶句し、「こんな辛い結果になるなんて・・・」「本当のこと(史実)なんですよね」というやり取りも。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。8月7日放送の第91回では、万太郎と寿恵子は、園子を亡くした悲しみから立ち直れないでいた。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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