今夏ドイツ2部のニュルンベルクには二人の日本人選手が加入。一人はシント=トロイデンからやってきた林大地。そして大宮アルディージャから完全移籍した奥抜侃志である。
ニュルンベルクは今週末に行われる2部開幕戦のハノーファー96戦に向け、この日本人二人のインタビューを掲載している。
(仲はいい?日本人選手が二人いることはいい影響がある?)
林「仲は最悪だよ(笑)。冗談はさておいて、侃志がチームにいることはとても助かるよ。意見も交換できるからね。ただ新しい言語や文化に慣れなければいけないし、日本人だけでつるまないようにしているよ」
奥抜「大地に同意するよ。個人的には直接お手本のような存在がいることで落ち着けるし、日本人のスタイルを知っているから、お互いに合わせることができる。もちろん、日本語で会話すれば周りは誰もわからないという利点もあるね(笑)」
(お互いの性格をどう説明できる?)
林「侃志はとても真面目で穏やかだね」
奥抜「大地は僕と真逆のような感じだね。彼のキャラクターはそのプレースタイルにも表れていると思う」
(サッカー以外の時間には何をしている?)
林「ほぼ毎日サウナに入っているよ」
奥抜「それとスマホゲーム。たくさんの時間を奪っていくよ。僕はサッカーと家族以外に時間を使うことは考えていないけどね(笑)」
(ドイツサッカーと日本サッカーの違いは?)
奥抜「身長の点でより大きな選手が多いね。だから、サッカーがよりフィジカル的でダイレクトになる」
(文化的な違いは?)
林「日本ではまだサッカーがそこまで根付いてはいない。ドイツでは全く違うね。人間という点では違いよりも似ている点を感じるよ。ドイツ人は自分の仕事にとても真剣だし、時間も厳守だ。これは日本文化でも重要なものだね」
奥抜「はっきりしているのは、ドイツに来たら米を食べることが減るということだね。日本では1日3食お米を食べていたから。でもドイツ料理も美味しいよ」
(今週末はホームで初めての試合。興奮している?)
林「ホーム初戦での期待は大きいよ。ファンにできるだけ多くの勝利を与えたいと思っている」
奥抜「完全に同意だね」
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同じクラブに同じタイミングで日本人が二人入ってきたということで注目を集めている林大地と奥抜侃志。サッカー以外のところではサウナとスマホゲームがマイブームであるとのこと。