日本に溶け込む台湾グッズ 有隣堂が東京・日本橋に期間限定店舗 ビジネス機会の創出も

優れた台湾ブランド111種が「誠品生活日本橋」に集まった=東京都中央区

 神奈川県内を中心に展開する書店チェーン・有隣堂(横浜市中区)は4日、同社が運営する「誠品生活日本橋」(東京都中央区)で、台湾製の優れた製品を販売する期間限定の店舗「台湾エクセレンス・ポップアップストア」をオープンした。10月9日まで。

 昨年に続き2回目の開店。今回は、日本の経済産業省に相当する台湾経済部の国際貿易局が優れたブランドに贈る「台湾エクセレンス」の受賞商品や、同地の最新商品など20社111製品を販売する。

 今年の店舗コンセプトは「まいにち台湾」。デザイン性に優れた電動アシスト付き自転車や省スペースのマッサージチェアなど、日本の暮らしにも違和感なく溶け込める商品の販売や、体験イベントなどを行う。

 同日の記者発表会で、松信健太郎社長は「個人向けの商品販売に加えて、台湾企業と日本企業をつなぎ、ビジネス機会の創出を図る取り組みも行う」と説明。「最新の台湾製品を体感してもらいたい」とアピールした。

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