中学生が住民を避難誘導の訓練 西日本豪雨の被災地の呉市天応地区 天応学園

5年前の西日本豪雨の被災地、呉市天応地区の中学生が災害に備え、住民らと避難経路を確認する訓練を行いました。

訓練したのは、呉市立天応学園の生徒たちです。17人が6つのグループに分かれ、地域に住む高齢者の自宅を訪問。生徒自らが考えた避難マップをもとに、避難所へ誘導しました。訓練は、5年前の西日本豪雨の経験をいかそうと、災害に備え安全な避難経路を確認する目的で行われました。

■生徒

「危なかったところも何か所かあったので、そこを通らないようにしたいと思いました。」

その後は、災害時に避難所にもなっている天応学園の体育館で炊き出しを体験しいざという時の備えを確かめていました。

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