香港空港の旅客取扱量は来年末回復

香港空港管理局の蘇沢光・主席は8月2日、国際航空フォーラムに出席した。3日付香港各紙によると、蘇主席は香港国際空港の旅客取扱量がすでに新型コロナ禍前の約60%まで回復し、来年末までに全面的に回復するとの見通しを示した。第3滑走路は昨年11月に運営を開始し、すべての支援施設が来年末に完成した後、空港全体の取扱量は50%増加し、年間取扱量は旅客が1億2000万人、貨物が100億トンになるという。また蘇主席は、空港管理局が空港商業群を開発していることを紹介。香港国際空港を一都市の空港から空港都市に変貌させ、小売り、娯楽、ホテル、オフィスを一体化させる計画だ。

© HKP