栗山英樹との師弟対談も、斎藤佑樹が甲子園インターバル番組

8月6日からスタートする『第105回全国高等学校野球選手権記念大会』。かつて甲子園を沸かし、社会現象にもなったハンカチ王子こと斎藤佑樹が、ABCテレビで生中継される試合間のインターバル企画『甲子園 喜怒哀楽』にMCとして登場する。

MCの斎藤佑樹(左)とWBC日本代表監督をつとめた栗山英樹

早稲田実業学校高等部3年のとき、エースとして夏の甲子園に出場。元メジャーリーガーで現楽天イーグルスの田中将大擁する駒大苫小牧を決勝再試合の末に破り、優勝した斉藤。マウンド上で汗をハンカチで拭う姿から「ハンカチ王子」とファンが急増し、流行語大賞にもノミネート。同世代は「ハンカチ世代」と呼ばれた。

ABCテレビの名物番組『熱闘甲子園』キャスターの斉藤が、甲子園の試合と試合の間に放送されるインターバル企画でもMCをつとめることに。ゲストには、斉藤の現役(北海道日本ハムファイターズ)時代の監督で、先のWBC日本代表を優勝に導いた栗山英樹さんが登場。ポーカーフェイスだった斎藤が、現役時代に監督にぶつけた感情など、師弟ならではのエピソードが明かされる。

そのほか、夏の甲子園出場11回を誇る名将・小倉全由さん(関東一高、日大三高)、斉藤が甲子園の決勝で対戦した駒大苫小牧の当時の監督・香田誉士史さん、甲子園では清原和博以来となる1試合3本塁打を放った元中日ドラゴンズ・平田良介さんといった、高校野球の喜怒哀楽を知る人々がゲストで登場。斉藤と甲子園について語り合う。

収録を終えた栗山は、「佑樹には『こういう方向にいってほしいな』と思っていた通りになっているので、とてもうれしいですね。ただ、すごくしゃべりすぎてしまいますね(笑)。これから佑樹と対談するのはやめた方がいいな(笑)」とコメント。斉藤も「4人のみなさんがそれぞれ、高校野球に対する熱い思いを持たれていて、とにかくすごく面白かったです。すごく勉強になりました」と語った。

このインターバル企画『甲子園 喜怒哀楽』は、8月6日の開会式翌日から連日放送される。

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