ポケモンカードゲーム世界大会に森琥太郎くん(前栽小3年)が出場 - 8月11日から横浜市で開催 双子の弟、颯司郎くんと腕磨く

ポケモンカードゲームの世界大会に出場する森琥太郎くん(左)と弟の颯司郎くん=7月24日、天理市川原城町の駅前広場コフフン

 横浜市で8月11日から開催される人気ゲーム「ポケットモンスター」の世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス(WCS)2023」で、カードゲームのジュニア部門に奈良県天理市立前栽小学校3年の森琥太郎くん(8)が出場する。

 「ポケモン」のゲームやカードゲームなどの世界一を決める公式大会で2009年から始まった。日本では今回初開催で、2日間の予選のあと最終日の3日目に決勝戦が行われる。

 カードゲームでジュニア部門(小学生以下)に出場する琥太郎くんは、昨年から日本各地で行われた選考大会で優勝するなど好成績をおさめ、世界大会への出場権を手にした。国内からは数十人が出場し、県内からは琥太郎くんだけだという。

 競技のルールは50分間の制限時間内に3ゲームを戦い、先に2勝した方の勝ち。山札からカードを引いて手札にするが、「いかにして強いカードを手にできるか」という運の要素に加え、将棋やチェスのようにゲームの先の展開を読む力、判断力が勝敗を左右するという。

 カードゲームとの出会いは2年前。双子の弟・颯司郎くん(8)と一緒に始め、競い合いながら腕を磨いてきた。毎日2時間くらい練習しているという。

 琥太郎くんは「まずは予選を勝ち抜けるよう頑張りたい」と大会に向け意気込みを語った。

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