8万本ヒマワリ、山や空に映える ひるぜんジャージーランドで見頃

山や空に映える咲き誇ったヒマワリ

 真庭市蒜山中福田の観光施設「ひるぜんジャージーランド」で、ヒマワリ約8万本が見頃を迎えた。“黄色い大輪”が斜面いっぱいに咲き誇り、青空や緑の山々と鮮やかなコントラストを描く。

 上蒜山の麓に広がる放牧地の一部約70アールで、高さ1.5メートルほどに成長。まばゆいばかりに輝き、高原のそよ風にも優しく揺れ、カップルや家族連れらが遊歩道を歩きながら写真に収めている。

 友人グループで訪れた岡山市北区の男性会社員(28)は「これほど多くのヒマワリを見たのは初めて。蒜山ののどかな景色にマッチしている」と話した。

 施設を運営するJA蒜山酪農が5月26日に種をまいた。例年より2週間ほど遅い7月末から花が開き、今月3日には咲きそろった。10日ごろまでをピークとみている。

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