深夜の圏央道で玉突き事故、3人死傷 大型トラックが軽乗用車に追突、45歳の運転手を逮捕 入間の外回り線

圏央道で大型トラックが追突、3人死傷=埼玉県入間市

 4日午前0時47分ごろ、埼玉県入間市上小谷田1丁目の圏央道外回り線で、大型トラックが軽乗用車や別のトラックに追突する玉突き事故が起きた。軽乗用車に同乗していた神奈川県厚木市金田、看護師の女性(52)が死亡し、夫(51)が胸を骨折する重傷を、別のトラックの運転手男性(31)が軽傷を負った。

 県警高速隊は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、大型トラックを運転していた東京都福生市福生、ペルー国籍の運転手の男(45)を現行犯逮捕した。

 同隊によると、現場は入間インターチェンジ(IC)から約1キロの片側2車線。現場から1キロ先の路面舗装の工事のため、追い越し車線を交通規制しやや渋滞していた。減速して進行していた軽乗用車が大型トラックに追突され、押し出される形で別のトラックに追突した。同隊で詳しい事故原因を調べている。

 事故で圏央道外回り線は4日午前8時50分ごろまで、入間~狭山日高IC間で通行止めになった。

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