茨城県警察学校を見学 入校後の生活体感 高校、大学生ら100人

初任科生相手に逮捕術を体験する参加者ら=茨城町上石崎の県警察学校

茨城県警は4日、同県茨城町上石崎の県警察学校(小泉辰也校長)でオープンキャンパスを開いた。高校生や大学生、保護者ら約100人が参加し、入校後の生活や警察業務について理解を深めた。

参加者は、初任科生が防護盾の操法訓練と逮捕術訓練に臨む様子を見学。その後、防護盾を実際に持ち上げて重さを確かめたり、初任科生を相手に逮捕術を体験したりした。学生寮の見学や初任科生との座談会、警察学校の昼食体験も行われた。

中学生の時から警察官を目指しているという霞ケ浦高3年、中嶋しきさん(18)は、「初任科生が訓練する様子がかっこよかった。警察官になりたい気持ちが高まった」と、決意を新たにした様子だった。

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