早朝の滑走路を140人が走る 鳥取空港でイベント

鳥取空港の滑走路を走るイベントで、スタートする参加者=5日早朝

 「鳥取砂丘コナン空港」の愛称で親しまれている鳥取空港で5日早朝、市民らが滑走路を走るイベントがあった。約140人が朝日や近くの海を眺めながら、普段は立ち入ることのできない滑走路を折り返す約4.3キロのコースを思い思いのペースで走った。

 イベントは空港開港45周年となる2012年に開始。ここ3年は新型コロナウイルス禍で中止され、今年は4年ぶりの開催となった。参加者は発着便がない午前5時半ごろスタートし、楽しみながら汗を流した。

 夫婦で参加した鳥取市の公務員古田識さん(30)は「貴重な機会なので2人で練習して臨んだ。天気が良く気持ち良かった」と笑顔で話した。

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