高校生がお題に沿った漫画をチームで描いて競う、全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)の本選が5日、高知市で始まった。32回目となる今年は、国内外から210校が応募、33校が本選へ駒を進めた。審査は2日間にわたって行われ、6日結果が決まる。
審査員長の漫画家山根青鬼さんが1日目のテーマを「どんでん返し」と発表すると、会場はどよめいた。北海道・函館市立函館高3年秋浜さくらさん(18)は「経験校との差を絆と画力で埋めて、良い賞を狙いたい」と意気込んだ。
「アンパンマン」の作者やなせたかしさんら多くの漫画家を輩出した高知県をPRしようと、県などが1992年から開催している。