暑い夏、食中毒に注意 管理徹底して予防を スーパーなどで啓発活動/岡山・津山市

岡山県美作保健所などは1、2の両日、夏場に多発する食中毒の防止に向け、衛生管理徹底を呼び掛ける啓発活動を管内で行った。

「食品衛生月間」に合わせた活動の一環で、初日は椿高下の同保健所で出発式があり、光井聡所長と稲葉伸次津山食品衛生協会長が「高温多湿で食中毒が発生しやすい時期。食の安心安全が守られるよう、しっかり啓発してほしい」とあいさつ。

同保健所担当者や同協会の指導員らが広報車両に乗り込み、津山市、久米南、美咲町を巡回して食中毒予防の三原則「清潔」(菌を付けない)、「迅速・冷却」(菌を増やさない)、「加熱」(滅菌する)に注意して食品を扱うよう呼びかけた。津山市内では新魚町のアルネ津山や二宮のマルイウエストランド店、河辺のイオン津山で買い物客らに啓発グッズを配布し、関係機関にはポスターやチラシを設置した。

県内では6月12日、全域に食中毒注意報が発令されている。

© 津山朝日新聞社