猫はオスとメスで性格や好みがどのように違う？
猫の性格は性別によって違うといわれています。もちろん個体差もありますが、一般的にはオスは甘えん坊でやんちゃな性格、メスは警戒心が強くマイペースな性格の子が多いようです。
性格が違えば、飼い主さんにどのように接して欲しいのか、どのようにお世話をして欲しいのかも異なります。飼い主さんは愛猫の性別に合わせて、より満足してもらえる接し方やお世話を心がけたいですね。
自分から「構って～♡」と積極的に甘えてくるオスと比べて、メスは飼い主さんに対するアピールが控えめなので、今の気持ちや何をして欲しいのかがわかりにくいというのが悩みどころです。愛猫のために、ぜひ以下でご紹介するメス猫を満足させる秘策を試してみてください♪
メス猫を満足させる秘策
1.安心して過ごせる場所を用意する
メスはオスよりも警戒心が強い傾向があるので、安心して過ごせる隠れ家のような場所を用意してあげることが大切です。来客があった時や大きな物音がした時でも、狭くて暗い場所に避難できれば落ち着いて過ごせるでしょう。
またメスは元気に動き回るよりものんびりと寛ぐことを好むので、日当たりがよくて日向ぼっこに最適な場所や、人通りが少ない静かな場所に猫用ベッドを設置すると、リラックスタイムの満足度がアップします。
2.控えめな「甘えたい♡」というアピールを見逃さない
メスはオスと比べて甘えたい時のアピールが控えめな傾向があり、飼い主さんが気づかずにスルーしてしまうことも…。愛猫に満足してもらうためには、その控えめなアピールを見逃さずに要求に応えることが重要です。
遠くからじーっと飼い主さんを見つめたり、お腹を見せたりするのが控えめなメス猫なりの「甘えたい♡」というサインです。愛猫が積極的なアピールを苦手としている場合は、飼い主さんが些細な行動や仕草から気持ちを察してあげてくださいね。
3.メスが好むスキンシップをする
猫が甘えてきた時には、愛猫が喜ぶスキンシップをしましょう。メスが好むスキンシップのひとつが、しっぽの付け根をポンポンと優しく叩くことです。しっぽの付け根に触れた時に喉をゴロゴロと鳴らしたり、お尻を高く上げて「もっとして！」とアピールしたりするようなら、愛猫が気持ちよいと感じてくれているサインです。
またスキンシップの一環として、こまめにブラッシングをしてあげましょう。メスはオス以上に自分の健康を気にかける傾向があるので、ブラッシングで体を清潔に維持できたり血行が促進されたりすると喜んでくれますよ。
4.猫のペースを尊重し、構いすぎない
メスはマイペースなので、飼い主さんに構われすぎるとストレスになってしまいます。愛猫のペースを尊重して、ひとりでいたがっている時にはそっとしておくという配慮が大切です。
たとえ愛猫からの「甘えたい」というアピールあった場合も、愛猫が満足したらスキンシップは終わりにして、しつこく構い続けてしまわないように気をつけましょう。しっぽをパタパタと激しく動かしたり、耳がピンと張って外側を向いたりするのは、猫がイライラしているサインです。愛猫がイライラし始めたら、それ以上しつこくしないであげてくださいね。
5.食事は小分けにして与える
やんちゃなオスと比べてメスの活動量は少ないので、一度にたくさんのごはんを食べられない子も多いです。愛猫がメスでも食いしん坊な場合は問題ありませんが、少食な場合は食事を小分けにして与えるとよいでしょう。
愛猫の負担にならずに必要な栄養はしっかり摂ってもらえるように、一度の食事の量を少なくしたぶん回数を増やしてみてください。
まとめ
今日のねこちゃんより：さより♀ / 1歳 / 黒ブチ / 4.4kg
警戒心が強くマイペースなメス猫に、快適で満足度の高い日々を過ごしてもらうには、安心できる環境や猫のペースを尊重した接し方が大切になります。飼い主さんはオスとメスの違いや、メスを喜ばせるポイントを理解して、愛猫をもっと幸せにするために尽くしましょう♪
