「もがみ」と「やまがた蔵王」道の駅に新規登録 国土交通省東北地方整備局

 国土交通省東北地方整備局は4日、「道の駅」の新規登録駅を発表し、本県からは「もがみ」(最上町志茂)と「やまがた蔵王」(山形市表蔵王)が登録されたと発表した。

 「もがみ」は国道47号沿いに整備され、今秋の開業を目指す。駐車場は54台分を確保した。観光、イベントや各種体験などの情報を、町観光協会がコンシェルジュとなって提供する。地域サークル活動や研修など多様な目的に合わせて利用できる交流スペースを設置する。

 「やまがた蔵王」は、東北中央自動車道山形上山インターチェンジに近接した国道13号沿いに設置される。駐車場は367台分を確保。広域観光の玄関口として本県の魅力を発信する拠点とする。隣接する県観光物産会館と連絡通路で一体化させ、飲食・物販スペースは最小限にとどめて、ホールでのイベント開催で差別化を図る。芋煮広場なども設ける。防災拠点の機能も持たせ、災害時には一時避難場所となる。

 今回は本県の2駅を含めて計5駅が新たに登録され、全国の道の駅は計1209駅となった。

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