エンゼルスが粘り見せるも競り負けで4連敗 大谷は1安打1四球

【マリナーズ9-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは3回裏にマイク・ムスタカスの10号3ラン、5回裏にミッキー・モニアックの12号2ランでいずれも同点に追いつくなど、奇跡のプレーオフ進出を目指して粘りを見せたが、8回表に勝ち越され、7対9で競り負け。マリナーズ4連戦の初戦から痛恨の2連敗、前のカードから4連敗となり、貯金が1つに減ってしまった。マリナーズ2番手のジャスティン・トーパが2勝目(3敗)、4番手のマット・ブラッシュが2セーブ目をマーク。エンゼルス5番手のレイナルド・ロペスに6敗目(2勝)が記録された。

エンゼルスは1回表にタイ・フランスの8号3ランなどでいきなり4失点。先発のリード・デトマーズの不甲斐ない投球により、初回から追う展開を強いられることになった。1回裏にルイス・レンヒーフォの11号先頭打者アーチで1点を返したが、2回表にディラン・ムーアに5号ソロを浴び、再び4点ビハインドに。しかし、3回裏にC・J・クロンのタイムリーで3点差としたあと、ムスタカスに10号3ランが飛び出し、5対5の同点に追いついた。

打線の頑張りにデトマーズが応えられず、4回表にフリオ・ロドリゲスの18号2ランで勝ち越されたが、今度は5回裏にモニアックが12号2ランを放ち、7対7の同点に。試合はそのまま終盤に突入し、8回表にエウヘニオ・スアレスの10試合連続打点(球団新記録)となるタイムリーで勝ち越したマリナーズが9回表にもカル・ローリーの18号ソロで追加点を奪い、9対7で接戦をモノにした。

前日の試合で40号アーチを放ったエンゼルスの大谷翔平は、今日も「2番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席は空振り三振に倒れたが、3回裏の第2打席は四球で出塁し、4回裏の第3打席ではレフトへの二塁打を放った。6回裏の第4打席は空振り三振、一発が出れば逆転サヨナラの場面で迎えた9回裏の第5打席も空振り三振に倒れ、4打数1安打1四球3三振。今季の打撃成績は打率.310、出塁率.413、OPS1.096となった。

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