【ドジャース10－５パドレス】＠ペトコ・パーク
パドレスは同地区ライバル・ドジャースとの４連戦が今日からスタート。その初戦は先発のダルビッシュ有が７回５安打２失点の好投を見せ、７回終了時点で３対２とリードしていたが、２番手のロベルト・スアレスがそのリードを守れず、５対10で逆転負け。勝てば勝率５割復帰だったが、逆に借金が２に増えてしまった。ドジャース４番手のライアン・ブレイジャーが３勝目（０敗）をマークし、６番手のエバン・フィリップスは14セーブ目。痛恨のリリーフ失敗となったスアレスには今季初黒星（１勝）が記録された。
２回表にジェームス・アウトマンの13号ソロで先制されたパドレスは、４回裏にルイス・キャンプサノのタイムリーなどで２点を奪い、逆転に成功。６回裏にトレント・グリシャムのタイムリーで１点を追加し、７回表にアウトマンのタイムリー内野安打で１点差に詰め寄られたものの、３対２とリードして８回を迎えた。ところが、２番手のスアレスが二死１・２塁からデービッド・ペラルタに同点のタイムリー二塁打を浴び、さらに二死満塁からクリス・テイラーに押し出し四球を与えて降板。３番手以降のリリーフ陣もドジャース打線の勢いを止められず、逆転負けを喫した。
ダルビッシュは２回表に先制弾を浴びたものの、６回までに打たれたヒットは先制弾を含めて３本だけという安定感のあるピッチング。７回表先頭のペラルタに二塁打を許し、二死後にアウトマンのタイムリー内野安打で２点目を失ったが、９勝目の権利を持ってマウンドを降りた。残念ながらリリーフ陣が打たれ、勝利投手にはなれなかったが、７回82球を投げて被安打５、奪三振４、与四球０、失点２の好投を見せ、今季の防御率を4.41としている。
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