チェルシー、サントスから今夏2人目の補強へ! 18歳の逸材CF獲得が濃厚に

[写真:Getty Images]

チェルシーが、サントスから今夏2人目の補強に迫っているようだ。

トッド・ベーリーオーナーの就任以降、若手有望株の獲得に積極的なチェルシー。とりわけ、ブラジルの若き才能に強い関心を示しており、今年1月にU-20ブラジル代表MFアンドレイ・サントス、今夏にはサントスからU-20ブラジル代表FWアンジェロ・ガブリエウを獲得している。

さらに、直近のブラジル『グローボ』の報道によると、ブルーズはサントスのブラジル人FWデイヴィド・ワシントン(18)の獲得にも迫っているようだ。

チェルシーはデイヴィド獲得へ総額2000万ユーロ(約31億2000万円)のオファーを掲示しており、サントスとの合意に迫っているという。また、現時点では即戦力とは考えておらず、ベーリー氏率いる『BlueCo』が買収したフランスのストラスブールにレンタル移籍することも決定しているようだ。

ブラジルのイトゥンビアラ生まれのデイヴィドは、グレミオの下部組織を経て2016年にサントスの下部組織に加入。キャリア初期は左ウイングを主戦場としてきたが、身体的な成長や周囲のアドバイスによってセンターフォワードにコンバート。

コンバート後はユースチームで着実にゴールという結果を残し、今年に入ってファーストチームデビュー。ここまでは公式戦16試合2ゴールという数字を残している。

187cmの恵まれた体躯に加え、ウイングでもプレー可能なスピード、突破力を兼ね備えた万能型で、機動力と足元の収まりの良さを生かしたムービングストライカー。空中戦やポストワーク、オフ・ザ・ボールの改善が進めば、将来的にチェルシーとブラジル代表でスタメンを張れる大器だ。

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