大物ラッパー 大麻事業に関する巨額契約が不成立? あきらめず次のチャンスに乗り気

ラッパーのディディの、大麻事業に関する巨額契約が不成立に終わったようだ。ショーン・コムズことディディは大麻企業のクレスコ・ラブスとコロンビア・ケアを買収する予定だったものの、同契約が決裂したという。

関係者がTMZに語ったところによると、提案の取引に関して株主らの間で同意が得られなかったそうで、今週始めにディディの契約は終了したそうだ。

一方でディディの事務所は、大麻事業に関するビジネスチャンスの獲得に現在も乗り気であるそうで、同関係者は「コムズ・グローバル・エンパイアは依然、大麻業界を多様化する機会について非常に興味を持っています。完璧に納得できるものを見つける必要があります」と明かしている。

TMZによると、今週の契約でディディはニューヨーク、マサチューセッツ、イリノイ州の、それぞれの生産施設を持つ店舗を買収する予定だった。実現した場合、世界最大の大麻事業のオーナーになる可能性もあったという。

そんなディディは以前、アクセス不可能だった業界における、黒人の起業家らの機会作りに意欲的と明かしていた。大麻事業での公平な未来を作るのが自分の使命だとして、ディディは「育成から製造、マーケティング、販売、卸売流通まで全ての過程を所有することは、この文化における歴史的勝利だ。エコシステムを通して多様なリーダーを育て、包括性を大規模に提唱するんだ」と話している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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