宮城県・石巻川開き祭り2日目 手漕ぎ船レース

石巻川開き祭り2日目の5日、伝統の手漕ぎ船のレースが行われ、多くの人でにぎわいました。

石巻川開き祭りは、江戸時代に北上川を改修して港を開いた川村孫兵衛重吉への感謝と、町の発展を願って始まったものです。

100回目を迎えた2023年は震災前と同じ3日間の開催となりました。

2日目の5日は孫兵衛船と呼ばれる手漕ぎ船のレースが開催されました。

2023年は43チームが参加してタイムを競い、6日、決勝戦が行われます。

【来場者】「久々ですからね、コロナ以来。なので、すごく楽しみです。」

【来場者】「いいですね、昔みたいな賑わいが戻ってきた感じでいいと思います。」

また初日の4日夜は北上川で約4000個の灯ろう流しが行われました。

訪れた人たちは震災で犠牲になった人へ鎮魂の思いを込めながら、川を流れていく灯ろうを静かに見守っていました。

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