「山形花笠まつり」始まる　夏の夜、紅花華麗に舞う

　山形の夏の風物詩「山形花笠まつり」が5日、山形市で始まった。着物や浴衣姿の男女が紅花で彩られたかさを手に、恒例の「ヤッショ、マカショ」の威勢の良いかけ声と共に華麗な踊りを披露した。今年は新型コロナウイルス感染防止のためのパレードの参加人数やかけ声の制限はなく、4年ぶりの通常開催。

　会場となった市中心部は歩行者天国となり、息の合った踊りに見物客からは歓声が上がった。

　主催者によると、7日までの期間中、131団体の約8800人が参加予定で、昨年の約2倍の規模となる見込み。