【サッカー女子W杯】なでしこ宮沢ひなた選手の活躍に大声援 地元南足柄でPV

サッカー女子日本代表が宮沢ひなた選手らの活躍でベスト8進出を決め、関係者と喜ぶ宮沢選手の母・貴代さん(中央)=南足柄市関本

 女子サッカーのワールドカップ(W杯)で日本代表「なでしこジャパン」が5日、決勝トーナメント初戦のノルウェー戦に3-1で勝利し、ベスト8入りを決めた。宮沢ひなた選手(マイナビ仙台所属)ゆかりの南足柄市ではパブリックビューイング(PV)が行われ、市民が大きな声援を送った。

 同市関本の市女性センターでは、先月31日のスペイン戦に次ぐPV開催。代表チームのユニホームやおそろいの青いTシャツを着た関係者ら約70人が駆けつけ、「ひなた」コールを送り続けた。

 市立南足柄小-南足柄中学出身で、ここまでW杯初出場ながら4得点と攻撃陣をけん引する宮沢選手。試合前に「点を取るイメージができている」と交流サイト(SNS)を通じて連絡があったという兄・佳太さん(27)は「切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間のような存在。さらに点を取って女子サッカーを盛り上げたいと言っていた」と画面に熱い視線を送っていた。

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