正真正銘ポール獲得の佐々木大樹「流れを取り戻さなきゃいけない」【第4戦GT500予選会見】

 静岡県の富士スピードウェイで開催されている2023スーパーGT第4戦『FUJI GT 450km RACE』。8月5日の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したリアライズコーポレーション ADVAN Zの佐々木大樹と平手晃平が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。

平手晃平

Q1担当/ベストタイム:1分27秒935

「前回の鈴鹿での悔しい予選結果(予選後の車検で違反となりトップタイム抹消)から2カ月間、自分たちは『富士必勝』で臨んでいます」

「昨日、自分よりも大樹(佐々木選手)のほうが富士が得意そうだという話もあったので、しっかりとQ2に繋げることが自分の仕事でした。また、ぼくらの開発してきたタイヤが予想以上に良いパフォーマンスだったので、自信をもってQ1をアタックすることができたと思います」

「それに、いいタイムを出せばそれだけクルマがいいということも証明できますし、大樹の自信にも繋げられたと思います。本当に気持ちいい予選でしたね」

「(明日の決勝について)台風の影響で天候がどうなるかはわかりませんが、富士に関してはドライでもウエットでも自信を持っているので、天気に翻弄されないで自分たちのレースをしっかりしたいと思います」

2023スーパーGT第4戦富士 平手晃平(リアライズコーポレーション ADVAN Z)

佐々木大樹

Q2担当/ベストタイム:1分27秒763

「2カ月のブランクがありましたが、その間に行われたヨコハマタイヤさんのテストでしっかりと夏に向けたタイヤを開発することができました」

「また前回の鈴鹿のこともあって、メカさんたちの申し訳ないという気持ちも感じていました。なので、流れを取り戻さなきゃいけないと。なので、今日はポールポジションが獲得できて本当に嬉しいです」

「本当は、今日の予選でミスがあって上手くいってなかったのですが、そこでクルマに助けられた部分がありました。なので(クルマを用意してくれた)チームの皆さんには本当に感謝しています」

「明日のレースは、100周先のゴールを目指して、悪い流れを断ち切るためにもベストを尽くして思い切り戦いたいと思います」

2023スーパーGT第4戦富士 佐々木大樹(リアライズコーポレーション ADVAN Z)

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