袁弓夷氏の2番目の妻と子が連行

特区政府警務処国家安全処は7月3日、香港版国家安全法への違反容疑で海外に逃亡した8人をそれぞれ100万ドルの懸賞金をかけて指名手配し、香港にいる逃亡犯の連絡者と代理人の摘発行動が続いている。8月4日付香港各紙によると、逃亡犯のうち海外で「香港議会」の設立準備を行っている袁弓夷氏の家族は先に連行されて調査を受けたが、国家安全処は3日に再び袁氏の香港にいる残りの家族の住所に踏み込み、袁氏の2番目の妻であるユエン・ステファニー・ダウンズ氏、四男の袁彌満氏、五女の袁彌淑氏を連行。袁氏といかなる形式でも連絡を取っているか、金銭の往来があるかを調査したとみられる。袁家ではこれで累計6人が調査を受けたこととなる。指名手配書によると、袁氏は香港版国家安全法第22条と29条の「国家政権転覆罪」と「外国または域外勢力と結託して国家の安全を脅かした罪」を犯した。袁氏は海外で「香港議会」を設立し、「住民投票」を通じて中央と香港特区の政権機関を転覆することを画策。さらに海外の反中政治家組織と結託し、さまざまな場面で中国と香港特区に対する制裁またはその他の敵対行為を外国に要求している。

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