大船渡市大船渡町の防潮堤に、平面に描かれた絵が立体的に見える「不思議アート」がお目見えした。「おおふなとアートと歩く海岸通り」として、市中心部のにぎわい創出を図る。
大船渡をアートで飾るプロジェクト実行委(三浦勝朗会長)が主催。市内のグラフィックデザイナーのほか、岩手大やタイ、台湾の学生らが海や空から生き物が飛び出してくるような作品などを手がけた。
防潮堤本来の機能維持のため、ペイントフィルムと呼ばれる特殊なシートに絵を印刷し、防潮堤に貼り付ける。最大は幅7.2メートル、縦3.6メートルで、計17作品を展示している。