株主優待に配当金も!ひと粒で2度おいしい8月の【欲張り銘柄】3選

夏休みと言うこともあり、行楽の機会なども増えると思いますが、例年と比べて出費も増えるのではないでしょうか? 一般的に株はインフレに強い資産と言われており、私自身も身の回りのあらゆる物やサービスの値段が上がっているのを実感しており、株式投資でインフレと上手く付きあっています。

今回は8月に権利月の配当金も株主優待もバランスが良く、筆者も長期で保有している銘柄を3つ紹介します。個人で可能なインフレ防衛策として、株主優待と配当金の両取りできる銘柄選びの参考にしていただければ幸いです。


バロックジャパンリミテッド(3548)

バロックジャパンリミテッドは、ファッションアパレル製造・小売りの企業で、主要店舗ブランドは「MOUSSY」「SLY」「SHEL'TTER」「rienda」「AZUL」「ENFOLD」「RODEO CROWNS」。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A. 8月月末日及び2月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.自社商品の買物に利用できるクーポン券が贈呈されます。

画像:バロックジャパンリミテッド株主優待(筆者撮影)

配当利回りも良く、長期で保有したい銘柄のひとつ。おすすめポイントは1単元(100株)保有していることで、優待が年2回もらえる事。我が家は家族も同銘柄を保有(100株)していることから、半年毎に2,000円券がそれぞれ1枚ずつ届きます。セール品にも利用出来るうえ、2枚のクーポンが同時利用できることから、ECサイトを見ながらじっくり選んでいます。

進和(7607)

進和は接合技術を軸とする、独立系の技術商社。本社は愛知県名古屋市で、売上高の8割は自動車関連、その半分はトヨタ向けとなっています。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A. 8月月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.保有株数の応じておこめギフト券、または魚沼産コシヒカリが贈呈されます。

画像:100株保有での進和株主優待(筆者撮影)

おこめ券は1枚440円として、お米を買わなくてもドラックストアやドン・キホーテなどで利用ができるので、2021年頃からはインフレで価値が下がることを恐れ、保管することなく“なる早”で利用しています。

AVANTIA(8904)

以前の社名は「サンヨーハウジング名古屋」でしたが、2020年1月より現在のAVANTIA(アバンティア)に。東海圏、関西圏が中心の住宅メーカーです。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A. 8月月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を1年以上継続保有(2月・8月の株主名簿に連続3回以上記載)の株主のみに贈呈保有の株主が対象。

Q.株主優待内容は?
A.保有株数に応じてQUOカードが贈呈されます。

画像:AVANTIA株主優待(筆者撮影)


収入を増やすか生活費を下げるかをしないと、生活が維持できないほどの、今まで経験したことがない物価高を感じています。筆者も株主優待をフル活用して、生活に掛かる費用を抑える一方で増配傾向、または減配の可能性が低めな高配当株からの配当金で、インフレを乗り切ろうと思っています。今回紹介した銘柄は、配当も株主優待もおいしい株となっています。

NISAの枠が残っている方は、配当金も非課税となるので、NISA口座での運用も検討してみてはいかがでしょうか?

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※本記事に掲載している情報は2023年7月末日時点のものです。
※株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のホームページ等をご確認ください。
※本特集は個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。

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