ＪＡ全農は、米の銘柄や食卓に届くまでの流れなどを学べるウェブサイト「日本列島お米図鑑・自由研究」を公開した。４７都道府県のブランド米や産地の情報、米に関する豆知識を写真・イラストを交えて紹介する。自分で食べた米の食感や味の特徴を図式化できるワークシートも用意し、児童らの夏休みの自由研究に活用してもらいたい考えだ。
サイトでは、各県の銘柄４７種を紹介。精米袋のアイコンをクリックすると、食味の特徴や名前の由来などを表示する。産地の県庁所在地や面積、人口、産業、文化などを学べる情報も載せている。
ワークシートは、食べた米の甘味と粒の硬さを基準に図式化する「食味マップ」を自作できる。同サイトから用紙をダウンロードし、印刷して使う。
米の量や農地の広さを表す単位、新米の定義、米の正しい洗い方といった知識も学ぶことができる。全農は「日頃食べている米について、楽しみながら学ぶきっかけにしてほしい」（米穀部）とする。
