内偵捜査で…ガールズバーの経営者ら2人逮捕 無許可で接待伴う営業行った疑い 暴力団関与の可能性も

埼玉県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県さいたま市大宮区の飲食店で無許可で客に対する接待を伴う営業を行ったとして、県警本部と大宮署による大宮駅周辺地区暴力団壊滅集中取締本部は4日、風営法違反(無許可営業)の疑いで、経営者ら男2人を逮捕した。

 逮捕されたのは、同市西区佐知川、飲食店経営の男(27)と元店長の同市桜区下大久保、無職の男(26)。

 逮捕容疑は共謀の上、県公安委員会の許可を受けず、今年4月14~28日の間、同市大宮区仲町1丁目のガールズバー「パシャパシャ」で、女性従業員に接待をさせた疑い。共犯事件のため、県警は認否を明らかにしていない。

 大宮署によると、同店には5~8人の女性が勤務し、ボックス席で客の近くに座り談笑や遊興などの接待を行っていた。県警の内偵捜査により、逮捕につながった。暴力団が関与している可能性があるとみて、捜査を進めている。

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