架線接触事故のJR東海道線、6日午前8時に運転再開 東海道線、横須賀線など123本運休、15万人に影響

事故があった東海道線の車両から降りて線路を歩く乗客ら=5日午後11時20分ごろ、鎌倉市

 鎌倉市のJR東海道線藤沢─大船間で5日夜、電車と垂れ下がった架線が接触し、電柱が倒れる事故が発生した影響で、JR東日本は6日、東海道線の運転を午前8時から再開したと発表した。JR湘南新宿ラインの新宿以南の運転は、正午ごろからの再開を見込んでいる。

 午前7時半時点で、運転を見合わせていたJR京浜東北・根岸線は始発から運転を再開。JR横須賀線も始発から再開しているが、上下線の一部に遅れと運休が生じている。

 同社によると、事故により、東海道線、湘南新宿ラインの新宿以南、横須賀線、京浜東北・根岸線の上下・南北行の計123本が運休、22本で最大約10時間45分の遅れが発生。約15万人に影響が出た。

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