「仙台七夕まつり」開幕 東北の夏の風物詩

「仙台七夕まつり」が始まり、商店街に飾られた吹き流し=6日午前、仙台市

 和紙で作った色とりどりの吹き流しが涼しげに街を彩る東北の夏の風物詩「仙台七夕まつり」が6日、開幕した。仙台市中心部の商店街には朝早くから多くの市民や観光客が繰り出し、鮮やかな飾りを眺めたり写真に撮ったりしてにぎわった。8日まで。

 大型の吹き流しの本数は昨年より1割多い250本。昨年までは新型コロナウイルス対策で飾りに手を触れないよう、地面から2メートル以上の高さに飾り付ける規制があったが、今年は廃止され、手に届く近さで風にそよぐ様子を楽しめる。

 フランスから家族で日本を初めて訪れたラボリー・セバスティアンさん(53)は「カラフルでとても美しい。素晴らしいですね」と笑顔で話した。

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