並木月海「勝ちにこだわる」 ボクシング、アジア大会

記者会見でポーズをとる杭州アジア大会ボクシング日本代表の並木月海(前列右端)ら。後列右端は坪井智也、同左から2人目は岡沢セオン=6日、東京都内

 ボクシングでパリ五輪予選を兼ねる杭州アジア大会(9月開幕)の日本代表が6日、都内で会見し、東京五輪女子フライ級銅メダリストで50キロ級の並木月海は「五輪出場権を獲得することを第一に考えて、勝ちにこだわった試合をしたい」と意気込みを示した。

 男子は7階級で上位2人、女子は6階級で上位2人または4人が出場権を手にする。

 男子51キロ級の坪井智也は「五輪(出場権)を取るためには細かいところの差で勝負が決まる。細かい技術を修正しながら練習している」。71キロ級の岡沢セオンは「一番の目標はパリで金メダル。そこに向けてアピールになるように、金メダルを取って帰ってきたい」と力を込めた。

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