デパ地下弁当で食中毒 21人が下痢・嘔吐など いよてつ高島屋「かつヰ」「COCO亭」を営業停止処分 購入客に連絡呼び掛け

いよてつ高島屋(愛媛県松山市)の食品売り場で販売された弁当などを食べた客21人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、保健所は食中毒と断定し該当する店舗を3日間の営業停止処分としました。

6日から3日間の営業停止処分を受けたのは松山市のいよてつ高島屋の地下食品売り場で同じ厨房を使用して弁当などを販売している「かつヰ」と「COCO亭」です。

保健所によりますと、先月31日から今月2日にかけて店で販売された「黒毛和牛牛めし」や「明太重」などを食べた9歳から83歳までの男女21人が下痢や嘔吐などの症状を訴えたということです。

保健所は患者に共通する食事がこの店で購入した食品しかなく、症状が一致していることから食中毒と断定し、現在、原因の調査を行っています。

なお、患者はおおむね回復しているということです。

また、いよてつ高島屋は、先月31日以降、「かつヰ」と「COCO亭」で商品を購入した客に対して専用の相談窓口(フリーダイヤル 0120-331-151 ※午前10時から午後7時)を設けて連絡を呼びかけています。

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