【第33回 全国高等学校定時制通信制バスケットボール大会】男子は県立佐渡相川分校(新潟)が初優勝、女子は天理(奈良)が3年連続20度目のタイトル

8月2日から東京体育館で熱戦が繰り広げられてきた、定時制通信制高校の日本一を決める「全国高等学校定時制通信制バスケットボール大会」は5日に最終日を迎え、男女の準決勝および決勝が行われた。各試合の結果は下記のとおり。

<女子準決勝‐1>

天理(奈良) 52‐41 名古屋市立中央(愛知)

<女子準決勝‐2>

都立一橋(東京1) 62‐52 札幌市立札幌大通(北海道)

<女子決勝>

天理 74‐49 都立一橋

<男子準決勝‐1>

都立荻窪(東京1) 86‐57 天理(奈良)

<男子準決勝‐2>

県立佐渡相川分校(新潟) 79‐53 都立八王子拓真(東京3)

<男子決勝>

県立佐渡相川分校 79‐76 都立荻窪

女子優勝の天理は、大会33回の歴史の中で実に20回目の頂点。弱冠21歳の郡山里音コーチは同校のOBで、見事な戦いぶりを見せた選手たちを称えながら、就任初年度の第31回大会から3年連続のタイトル獲得に安どの表情を見せていた。

男子優勝の県立佐渡相川分校は、昨年の決勝で八王子拓真に74‐80と惜敗した悔しさを晴らす初優勝となった。今回の決勝は、都立荻窪に前半で45‐28とリードされた状況からの逆転勝ち。3Q、4Qとも、開始早々の連続得点で流れを引き寄せ、終盤の1点を争うつば競り合いでも見後な粘りを見せて悲願を達成した。

女子優勝☆天理(奈良)

女子準優勝☆都立一橋(東京)

女子第3位☆名古屋市立中央(愛知)

女子第3位☆札幌市立札幌大通(北海道)

男子優勝☆県立佐渡相川分校(新潟)

男子準優勝☆都立荻窪(東京1)

男子第3位☆天理(奈良)

男子第3位☆都立八王子拓真(東京3)

☆決勝戦を中心とした大会の模様は8月25日(金)発売の月刊バスケットボール10月号でレポート

取材・撮影/村山純一(月刊バスケットボール)

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