高校生の漫画の頂点が決まった。第32回全国高等学校漫画選手権大会（まんが甲子園）の決勝戦が5日と6日、高知市で行われ、鳥取県の米子高が最優秀賞に選ばれた。2位は岡山芳泉高。3位は宮城県の東北生活文化大高で、審査員長賞とのダブル受賞となった。
会場には韓国、シンガポールを含めた33校が集まった。米子高は桃太郎を題材にした1日目の作品が優秀10作品に選ばれ、2日間でもトップに輝いた。現代では洗濯機を使うため、おばあさんが川を流れてくる桃に気付かないというストーリーだ。
部長の山辺茉綾さんは「アイデアに自信があった。コーヒーを使って色を出すなど画法にもこだわった。報われた」と話した。
