【横浜F・マリノス】13回忌の松田直樹へ横断幕「ミスターマリノス、これまでも、これからも共に」

あれから12年――。

[J1 22節] 浦和 – 横浜FM/2023年8月6日19:00/埼玉スタジアム2002

J1リーグ22節の浦和レッズ – 横浜F・マリノス戦、横浜FMのファン・サポーターが応援するゴール裏のスタンドの前に、8月4日に13回忌の命日を迎えた松田直樹さんへのメッセージを記した横断幕が掲げられた。

松田さんはまだJFL時代だった松本山雅FCに在籍していた2011年8月2日、練習中に倒れた。すぐに長野県内の病院に緊急搬送されたものの心肺停止の状態が続き、一時微弱ながら心拍が戻ったものの4日13時6分に亡くなった。死因は「急性心筋梗塞」だった。ワールドカップを戦った元日本代表の現役選手の急死は、サッカー界に大きな衝撃を与え、その後、スポーツ全般の試合会場、練習場、さらにイベント施設などに、自動体外式除細動器 (AED)が常設されていった。

あれから12年――。マリノスの「3番」のユニフォームもスタンドに見られるなか、次のようにメッセージが掲げられた。

『ミスターマリノス 松田直樹 これまでも これからも共に』

一般社団法人F・マリノススポーツクラブも4日、ツイッター(@fmarinos_yyy)で、「8月4日は松田直樹さんの命日です。悲劇を二度と起こさないために。救える命を、ひとつでも増やすために。救える術を、ひとりでも多くの人に」と綴り、「#命つなぐアクション」のハッシュタグもつけている。

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