神戸、4カ月ぶり無得点で横浜FCに敗れる 2位横浜F・マリノスが引き分け、首位陥落免れる

ヴィッセル神戸のエンブレム

 明治安田J1リーグ第22節最終日の6日、ヴィッセル神戸は敵地ニッパツ三ツ沢球技場(横浜市)で横浜FCと対戦し、0-2で完封負けを喫した。神戸は6月のセレッソ大阪戦以来6試合ぶりに黒星を喫し、2試合連続で白星を逃したのは、今季リーグ戦で初めて。

 一方、別会場の2位横浜F・マリノスは0-0で浦和レッズと引き分け、神戸と勝ち点44で並んだが、得失点差で上回る神戸が首位を守った。

 神戸は3試合続けて、相手に先制を許した。前半23分、前神戸の横浜FC・井上にドリブルで攻め込まれ、ペナルティーエリア外からシュートを決められた。同40分には神戸の佐々木が左サイドからクロス。元日本代表FW大迫が頭で押し込もうとしたが、バーに当たり、ゴールネットは揺らせなかった。

 神戸は後半、さらに失点した。20分、横浜FCの岩武に最終ラインからロングボールを入れられた。前線の山下に抜け出しを許し、カウンターから得点を奪われた。

 34分には横浜FCにPKを与えながら、神戸のGK前川がシュートを止めたが、その後盛り返すことができなかった。神戸が無得点に終わったのは、4月9日の新潟戦以来4カ月ぶり。

 神戸はこの日、元日本代表DF酒井が7試合ぶりにベンチから外れた。

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