金沢ポート初陣白星 卓球Tリーグ男子

新加入した卓球Tリーグの初戦で得点が決まり喜ぶ金沢ポートの選手。中央がエース松平=静岡市中央体育館

  ●エース松平、大逆転決める

 6年目を迎えた卓球Tリーグ男子に加入した金沢ポートが6日、静岡市中央体育館で公式戦デビューした。同じく新規参入の静岡ジェードに0-2と追い込まれながら、元日本代表のエース松平健太(七尾市出身)の活躍で3-2と逆転勝利を収め、初陣を飾った。

 Tリーグは4試合制(1ダブルス、3シングルス)で、金沢はダブルスとシングルスの連続黒星で後がなくなった。そこから松平、五十嵐史弥(遊学館高OB)の勝利で2-2と追いつくと、ビクトリーマッチ(1ゲーム限定の延長戦)は松平が5点ビハインドから12-10で逆転勝ちした。

 松平は「苦しい試合だったが、諦めない気持ちが勝利につながった」と笑顔を見せた。

 劇的なスタートを切った金沢は12日、金沢市総合体育館に岡山リベッツを迎えホーム開幕戦に挑む。

 男子は金沢、静岡が参入し、今季は6チームで争われる。来年3月までのレギュラーシーズンで各チーム20試合を行い、1~3位がプレーオフに進出する。

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