米サンディエゴ・コミコンに行ってきた!
7月19日から23日にわたって米・西海岸サンディエゴで<サンディエゴ・コミコン>(SDCC)が開催されました。ご存じのとおり、毎夏このイベントにはマーベルやDC等のアメコミ映画/ドラマのパネル(プレゼンテーション)が行われ、ハリウッド・スターが参加することでも話題です。
ただし、この夏は俳優ストライキの影響でスターたちが参加せず。例年ほどジャンル映画の情報発信の場にはならなかったのですが、それでも楽しさは変わらず。毎回、MCUやDU作品の大発表が行われる<ホールH>という大ホールでは、インド映画の大スター、プラバース出演のSFアクション叙事詩『Kalki 2898-A.D(原題)』のパネルも行われ、大いに盛り上がりました。
筆者自身、生プラバースを見たのは初めて。あと、8月11日から日本公開の『バービー』がとても盛り上がっていて、バービーのコスプレやピンク色のコーデをした人が多く、とにかくピンクが目立つ会場でした(笑)。
ファン感涙イベント「ジュラシック・パークに踏み込め」
そうした中、<SDCC>と連動する形で、ファンにはたまらないイベントが開催されました。その名も「Step Into Jurassic Park」(訳:ジュラシック・パークに踏み込め)。そのタイトルからわかる通り、映画『ジュラシック・パーク』のイベントです。実は、2023年は『ジュラシック・パーク』公開30周年であり、それを記念しての催しなのです。
このイベントは、<SDCC>会場近くの特設スペースでの展開でした。スペース前には『ジュラシック・パーク』に登場した車両が並んでおり、もちろん入り口も、あの『ジュラシック・パーク』のゲート仕様。
そして会場内はジャングルを模していました。ここで楽しめるのは、映画『ジュラシック・パーク』の中でも印象的だった、
・毒液を吐いて研究員を殺すエリマキトカゲ系の恐竜ディロフォサウルス
・トイレに逃げ込んだ弁護士を食い殺すT-REX
・研究所のラボで狩りを仕掛けるラプター
という、恐竜が人を襲う名シーンを撮ることの出来るフォトブースです。迫力かつ面白いシーンがいっぱい撮れました!
一番人気の『ジュラパ30周年』グッズは、やっぱりあの人?
考えてみれば、恐竜をテーマにしたアトラクションというのは沢山ありますが、これはあくまでも『ジュラシック・パーク』の“あのシーン”、“あの世界”を楽しめるイベントです。出来上がった写真を見ながら、やはり『ジュラシック・パーク』という作品は、とにかく恐竜というものを巧く見せる映画だったんだなと、その魅力を再確認しました。さすがスピルバーグです。
そして<SDCC>の会場内にも『ジュラシック・パーク』30周年を祝うショップが設けられていましたが、一番人気ですぐに売り切れたのは、“『ジュラシック・パーク』撮影現場のスピルバーグ”のフィギュアでした(笑)。
このイベントが丸ごと日本に来るかはわかりませんが、日本でも『ジュラシック・パーク』30周年を祝う催しが開催されるようなので、是非チェックしてみてください。
『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・パークIII』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』字幕版/日本語吹替版はCS映画専門チャンネル ムービープラス「ジュラシック・パーク(3作品) イッキ観!」で2023年8月放送
取材・文・撮影:杉山すぴ豊
『ジュラシック・パーク』30周年:特設サイト
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