《新サイズ追加》O.S.Pのバックスライドに死角ナシ!

その安定した釣果により、岸釣りボート釣り問わず、多くのアングラーの信頼を勝ち得ているバックスライドセッティング。そんな定番の釣りを、O.S.Pがシステマチックに一刀両断! 最新作「ドライブショット4in」を加えて、ラインナップに死角がなくなった…!!

●文:ルアマガプラス編集部

10年越しに揃うシステマチックバックスライドワーム

ただ落ちるだけでなく、アングラー側から離れ、カバーの奥へと自発的に沈んでいく「バックスライドセッティング」。その活躍は岸釣り、ボート釣りを問わず、これからの季節の大定番として知られている。この使用方法に適合したワームは様々だが、O.S.Pのドライブシリーズにおいてはその展開が興味深い。

まず最初に登場したのは、ドライブスティック4・5in。こちらは2010年にリリースされているものの、後年、本来想定していなかったバックスライドセッティングで大きなムーブメントを巻き起こしている。その後はサイズ展開もなされているが、2016年にはよりバックスライドに対応させたモデルとして、ドライブスティックファットが登場し、大きな話題となった。

そして2020年。ついにバックスライド性能を突き詰めた専用設計モデルとしてドライブショット4・5inがリリースされ、2023年、つまりこれからサイズバリエーションとなる4inも登場することとなっている。

驚くべきは10年以上に及ぶ長期展開にもかかわらず、その用途が被っていないという事実。段階を踏んだサイズ感に、狙いの異なる形状。よろしく、5種類の性能が異なるワームが揃った今、O.S.Pのバックスライドに死角は無い…!

ドライブショット4in(O.S.P)

上からドライブスティックファット、ドライブスティック4.5in、ドライブショット4.5in、ドライブショット4in、ドライブスティク3.5in。細やかなサイズ感の違いをシステマチックに使いこなすことで、大きな釣果を生み出す!

― バックスライド特化「ドライブ」の4inモデル

ドライブスティックで培った「バックスライド」のノウハウを集約した、バックスライド専用設計ワームがドライブショット。ドライブスティックとの大きな違いは、より確実にバックスライドでカバー奥へと到達させられるようフラスカートを採用した点。オフセットフックを使用しやすくなっている点も見逃せない。そして新たに登場するのはダウンサイジング版となる4inモデル。ベイトサイズが小さいフィールドや、トーナメントのようなタフなシチュエーションでも活躍してくれるはずだ。
●全長:4in●カラー:全8色●入り数:6本●価格:968円(税込)※エコトーナメント対応

― カラーラインナップ

O.S.Pバックスライド定番ワームクロスレビュー

すでに定番となっているドライブシリーズのバックスライド対応ワームを霞ヶ浦水系周辺で活躍するO.S.Pプロスタッフ陣がそれぞれ解説!ドライブショット4inを使う前に、多角的な視点で定番品の使い分けを覚えておこう!

― 磯山 康

JB霞ヶ浦やチャプター霞ヶ浦などのトーナメントにて精力的に活躍。ドライブショット4inの発案者でもある。

― 加藤栄樹

霞ヶ浦水系において、陸挺問わず精力的に活躍する若手アングラー。その高い実力により、JBトップ50にも参戦中。

― 北田朋也

幼い頃から霞ヶ浦水系に慣れ親しんでバス釣りを続けるロコ中のロコアングラー。現在は主に岸釣りシーンで活躍中。

― 竹内一浩

利根川を舞台に猛者たちがしのぎを削りあう「TBC」制覇の経歴を持つ。誰もが認める生粋のシャローマンでもある。

― 松村 寛

霞ヶ浦を中心に行われるトーナメントW.B.S.に精力的に参戦するプロアングラー。霞ヶ浦でガイドサービスも行っている。

― ドライブスティック4.5in

●全長:4.5in●カラー:全40色●入り数:7本●価格:858円(税込)

― ドライブスティック3.5in

●全長:3.5in●カラー:全36色●入り数:8本●価格:858円(税込)

― ドライブスティックファット

●全長:4.5in●カラー:全22色●入り数:7本●価格:858円(税込)

― ドライブショット4.5in

●全長:4.5in●カラー:全12色●入り数:5本●価格:968円(税込)

ドライブショット4inの活躍予想!

― 磯山

実は霞水系で多く見られるテナガエビのサイズとしては、このくらいがジャストサイズだと思うんです。それから最近はバスが小場所にいることも増えてきているので、そんなときにもこのサイズ感が使いやすいですよね!

― 加藤

スティック3.5inより投げやすいうえに、ショット4.5inよりは扱いやすい。これまでのラインナップの死角を埋めてくれる待望のサイズ感ですよね。どれかに絞りすぎずに、段階的に使い分けることでさらなる釣果が期待できそうです!

― 北田

ミディアムクラスのロッドを使ったライトめなバーサタイルロッド1本で回りたいときに重宝しそうです! プレッシャーが高い場所や、クリアアップしたようなタイミングでも心強いと思います!

― 竹内

スティック4.5inと同じくらいの位置づけかなと思います。ショットのほうが形状的によりスコーンとカバーに入れられるので、カバーの有無による使い分けになるかと思いますね。

― 松村

ドライブショット4.5inで撃っていたものよりも薄いカバー撃ちにちょうどいいと思います。タックルも少し弱めで、ミディアムクラスのロッドに10ポンド前後のラインでやれそうですね。

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