夏休みに子どもたちが日本の伝統話芸・落語に挑戦! 「少し緊張した表情中、客席を笑いに包む」

 夏休みの子どもたちが日本の伝統話芸に挑戦しました。宇都宮市で6日、子どもたちによる落語の発表会が開かれました。

 宇都宮市の東図書館では、子どもたちに言葉のユーモアを楽しむ「落語」に親しんでもらおうと、毎年「子ども落語教室」を開いています。

 教室の集大成、発表会まで1時間を切った子どもたちは緊張の面持ちです。

 今年(2023年)は、小学2年生から中学2年生まで6人が参加して、宇都宮落語研究会の会長の森乃むじな師匠から、約1カ月にわたり落語の基礎から教わってきました。

 6人の弟子は、師匠から1人ずつ本番前の最後のアドバイスを受け、出囃子と共に堂々と高座に上がりました。

 子どもたちは少し緊張した表情でしたが、大きな身振り手振りと声で「ねずみとり」、「寿限無」、「かぼちゃ屋」など小噺や約10分に及ぶ落語を披露し客席を笑いに包んでいました。

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