東証、午前終値3万2190円 小幅反落、一時3万2千円割れ

東京証券取引所

 週明け7日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅反落した。節目の3万2000円を一時下回った。前週末発表の7月の米雇用統計を受け米国株式相場が下落し、外国為替市場で円高ドル安が進んだことも平均株価の重荷となった。

 午前終値は前週末終値比2円44銭安の3万2190円31銭。東証株価指数(TOPIX)は6.82ポイント高の2281.45。

 前週末の米株式市場のダウ工業株30種平均は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが長期化するとの警戒感から続落した。

 7日の東京市場にもこの流れが波及し、取引開始直後は300円超下げた。

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