漁船が転覆 船長の男性死亡 呉市上黒島沖

6日夜、呉市の上黒島沖で漁をしていた船が転覆し船長の男性が死亡しました。

6日午後9時半ごろ、呉市の上黒島沖で漁をしていた漁船の船長から家族に「浸水して沈みそうだ」と連絡がありました。

呉海上保安部や同僚の漁船などが捜索したところ、連絡から約1時間後に転覆した状態の漁船を発見。船の中から船長の小倉元良さん(78)が意識のない状態で見つかり、呉市内の病院に搬送されましたが死亡が確認されました。

転覆した漁船は長さ10m程度で、小倉さんは1人で漁に出ました。船体に目立った傷はないということです。

現場は6日夜は晴れていて波も穏やかだったということで、呉海上保安部で転覆の原因など調べるということです。

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