イラストレーターが描く独特な世界観 横浜・岩崎ミュージアムで「シン宇宙人展」

自身が手がけた作品と並ぶエモリさん=横浜市中区

 イラストレーターが描く個性豊かな宇宙人の面白さや独特な世界観を楽しんでもらう企画展「シン宇宙人展」が9日から岩崎ミュージアム(横浜市中区)で開かれる。27日まで。

 同ミュージアムでは、これまで県内や同市内で活躍する作家やアーティストグループの企画展を開催してきた。今回はイラストレーターのエモリハルヒコさん(48)=川崎市=が描く宇宙人に焦点をあて、痩身(そうしん)の「ヒュー」や「イー・ムー」といった9種類のソフトビニール人形を用意。25点の宇宙人が描かれた原画なども展示される。幼い子どもが楽しめるようにと、大画面から宇宙人を探すコーナーも設置される。

 エモリさんは「個性豊かな宇宙人がたくさんいる。純粋に興味をもってもらえたらうれしい。夏休みにはぜひこのイベントに来て、宇宙空間を楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。

 入館料大人300円、小中学生100円。14日と21日は休館。問い合わせは同ミュージアム電話045(623)2111。

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