「ジイジと呼ばれなくても落ち込まないで」 TOKAI RADIO『Paradise』(DJ神野三枝)

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東海ラジオ『Paradise』(月～金9:00～11:00)は「あなたの人生がパラダイスに！」なるように、オトナな音楽、カルチャー情報、医療や介護の問題、ホットなエリア情報、役立つ生活情報、ショッピング情報など、様々な情報を持ち寄って、ホッと一息つける時間を演出する番組。DJは神野三枝。8 月3日(木)のオープニングトークは「赤ちゃんが最初に話す言葉」の話。

「赤ちゃんが一番最初にどんな言葉をしゃべるのか、というのは、周りの人たちにとって、とても楽しみなところですよね。私の友達が若いころ出産して、赤ちゃんが最初にしゃべった言葉は『ママ』だったんですね。喜びと同時に、この小さな命を守る責任を感じたと言ってました。ただ、ご主人に悪くて、ご主人が仕事に行っている間に『パパ』という言葉を一生懸命覚えさせたそうです。若い夫婦の微笑ましい話ですよね」

「別の友達は、孫が『バアバ』と言えるようになったときに『この子ねえ、バアバと呼んでくれるんだけどねえ、ジイジって言わないの』と、勝ち誇ったように喜んでおりました。若夫婦と熟年夫婦とでは、こうも違うものか、ですよねえ。これはこれで微笑ましいわけなんですが、ただ（赤ちゃんが）誰のことを一番最初に言うかというのは、赤ちゃんの好きな度合いとは全く関係ないんですね」

「では、みなさん。『ママ』『パパ』『バアバ』『ジイジ』と、声に出して言ってみてください。『ママ』『パパ』『バアバ』は、唇を閉じた状態から開きながら発音します。ところが『ジイジ』だけは、唇を開いた状態で言葉を発して、最後まで閉じないんですね。ここに違いがあります。唇を閉じないで発音する言葉は、閉じた状態から発音する言葉より難易度が高いんです。言葉を覚え始めた赤ちゃんにとっては『ジイジ』は、しゃべりにくい言葉なんです」

「『ジイジ』という言葉は、赤ちゃんにとって、覚えるのが遅くて当然の言葉ということになるんですね。むしろ『ジイジ』を早く言えるのは『おっ！見上げたものだ』ということです。世の中の『ジイジ』さん。自分のことを言ってもらえないからといって、全然、落ち込むことはないですよ」

※放送情報は変更となる場合があります。