【台風情報】 台風7号 発達しながら北上予想  お盆休みの日本に影響も 気象庁&海外予報の台風進路予想 ※随時更新

台風7号は今後発達しながら北上へ

日本の南海上にあった熱帯低気圧が、8日午前9時に台風7号となりました。このあと発達しながら北上する予想です。

アメリカ海軍の進路予想でも気象庁と同様に発達しながら北上する予想となっています。

これらの進路予想をみてもわかるように、予想のブレ幅はまだ非常に大きい予想です。北上する傾向はわかりますが、どこへ向かうのかは定まっていないというのが現状です。

発達しながら北上へ 進路はまだブレ幅あり

台風の進路予報は「アンサンブル予報」という手法で行っています。数値予報で計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて、進路を確率的に予想するものです。その予想のばらつきが大きいほど予報円が大きくなります。

アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予報をみても、北上する傾向はわかりますが、ラインの向かう先は西日本から西日本の東海上とかなりの幅があります。この進路予想のブレ幅が予報円の大きさにつながっています。

ヨーロッパ中期予想センターのアンサンブル予想をみても、北上する傾向はみてとれますが、日本列島にどれくらい近づくのか、コースはかなり大きなブレ幅があります。

今後、発生が予想される台風7号については、まだ何か断定的に対応するような状況ではありませんが、場合によってはお盆に本州付近へ接近する可能性があります。少し気にしておいてください。

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