福原愛 准教授務める青森大学と今後の契約は「調整中」…2年弱で講義はたった1回も学生からは「大変好評」

23年2月、恋人とサッカー観戦する福原

《メディアにおいて大きな影響力を有していらっしゃる大渕代理人に比べれば、福原さんは、一母親であり一方的に攻撃を受ける社会的な弱者であり被害者です》

長男の引き渡しを求める緊急会見を行った元夫の江宏傑氏(34)に対して、8月1日に代理人弁護士を通じて3度目の抗議声明を発表した福原愛(34)。

文書では会見に同席した江氏の代理人・大渕愛子弁護士(45)が、福原の日本での職位について言及したことを猛批判。その上で、冒頭のように訴えたのだった。

「この一文を読んで、“福原さんには大渕弁護士ほど影響力がありません”という風に受け取った人も少なくなかったようです。しかし福原さんは幼少のころから天才卓球少女としてテレビでも取り上げられ、卓球女子で4度の五輪出場も果たしました。日本卓球界の功労者として、知名度は申し分ありません」(スポーツ紙記者)

3日には「FRIDAY DIGITAL」で、シンガポールにある高級ホテルの屋上プールで長男と遊ぶ姿が写真付きで報じられた福原。いっぽう6日の「文春オンライン」では、2日に東京裁判所が引き渡しの強制執行を認めたと報じた。だが大渕弁護士は文春の取材に、「現在、福原さんの居所が分からないため、引渡しが実施できていない状況です」と明かしていた。

’21年11月に母校・青森山田高校の系列校である青森大学の客員准教授に就任し、昨年1月にはWTT(ワールドテーブルテニス)ジャパンのジェネラルマネージャーにも就任した福原。今年4月に放送された『オールスター感謝祭23春』(TBS系)では、久しぶりのバラエティ出演となり話題を呼んだ。

「しかし福原さんのメディア出演は、減少傾向にあります。元夫との親権トラブルや、’21年3月に“横浜デート”が報じられた男性との交際などが少なからず影響しているのでしょう。

とはいえ今年2月には青森大学客員准教授としての縁で、東京都町田市のサッカー場・町田GIONスタジアムを訪れる機会も。今季から町田ゼルビアの監督に母校のサッカー部元監督が就任した縁で、福原さんは開幕戦に招待されたと聞きました」(前出・スポーツ紙記者)

本誌も福原がスタジアムの特別席で、恋人と仲睦まじくサッカー観戦する姿を目撃している。客員准教授に就任して1年以上も教壇に立っていなかった福原だが、今年2月上旬に青森大学の広報担当者は本誌にこう語っていた。

「客員准教授の福原愛さんの講義を、今年前期(4月から9月)に行うことになりました」

プライベートが世間を騒がせているなか、福原の講義はきちんと行われているのだろうか? 本誌が改めて青森大学に問い合わせると、広報担当者から文書にて回答があった。

担当者によれば、これまで福原による講義が行われたのは今年6月7日の1回のみ。今後の講義予定や契約については、「調整中」とのこと。1回しか行われなかった講義だが、学生たちの反応は「大変好評でした」という。

また、福原に対して大学側が求めることを問うと、「福原さんは、青森山田中学校高等学校の卒業生です。卓球で多大な功績を残されており、その経験と知識を広く学生たちに共有していただけることを期待しています」との回答が返ってきた。

学生たちが待つ母校で、再び教壇に立てる日は果たして――。

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