空自、伊と連携強化 小松基地で初の訓練

共同訓練のため駐機場に連なるF35A=7日午前9時25分、航空自衛隊小松基地

 初めて共同訓練を行う航空自衛隊とイタリア空軍は7日、空自小松基地で飛行訓練を開始した。イタリアのステルス戦闘機F35Aと小松基地のF15戦闘機が4機ずつ参加する計画で、日本海沖の空域で各種戦術を訓練し、技術向上や連携強化を図る。

 午前11時過ぎにF154機が小松基地を離陸し、正午ごろに戻った。F35Aは午後に飛び立つとみられる。

 小松空港展望デッキには大勢の戦闘機ファンが詰め掛け、共同訓練に合わせて両国の国旗の色である白や赤、緑色の特別塗装が施されたF15などにカメラを向けた。

 共同訓練は10日までで、小松基地によると期間中、夜間訓練は計画されていない。

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