津山市立の小中学校全35校で17日、2学期の始業式が行われた。
今年はコロナ禍の影響により1学期に休校措置が取られ、授業時間を確保するため、例年より10日早く行われた。
東小学校=岡山県津山市=では感染予防対策のため、テレビ会議システムZOOMを使用。全校児童240人が教室で小瀬善浩校長の話を聞いた。小瀬校長は「今年はいつものようにいかない。運動会や海の学習など1学期に出来なかった行事をしなければいけない。大変だけれど、くじけずに困難を乗り越えてほしい」と話した。
2年2組のクラスでは担任の藤井宏光教諭が「2学期はこれから成長する大きな節目です。1学期頑張ったことを続け、出来なかったことに挑戦しましょう」と22人に伝えた。
大山唯信君は「僕の家はお寺なので忙しいお父さんに代わって、手伝いをして夏休みを過ごした。2学期は勉強を頑張りたい」、山本藍香さんは「夏の思い出はおばあちゃんの家で焼き肉をしたこと。2学期は授業が進み難しくなるので、ついていけるようにしたい」とはりきっていた。
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藤井教諭の話を聞く2年2組の児童=東小で
