仕事を求める人1人に対して何人の求人があるかを示す、6月の千葉県内の有効求人倍率は1.01倍で、2か月連続で低下しました。
千葉労働局がこのほど発表した6月の県内の有効求人倍率は1.01倍でした。
前の月から0.02ポイント下回り、2か月連続で低下しました。
求人数が減少している一方、物価高騰などの影響で生活が苦しく、仕事を求める人が増えていることが背景にあるとみられます。
県内の雇用情勢については、「一部に厳しさがみられるものの、緩やかに持ち直している」とし、2023年2月から5か月連続で据え置きました。
また、今後の見通しについて、千葉労働局は「依然として人手不足感が強く、採用意欲は高いので、全体的には緩やかに改善していくものとみている」としています。