南海6000系が懐かしの「無塗装」デザインに……9月から運行、撮影会も

現在の6000系車両(写真:南海電鉄)

南海電鉄は2023年8月7日、6000系車両(6両)を「なつかしのステンレス無塗装」に戻し、9月11日から運行を開始すると発表しました。

6000系は1962年に高野線で運行を開始したステンレス車両。片開き方式の大きなドアを採用しているのが特徴です。1985年からは、空調装置の取り付けにあわせ車両更新が行われています。

現在の6000系は車体にオレンジのラインカラーやNANKAIのロゴを施していますが、南海電鉄は「ステンレス無塗装を復活させてほしい!」という要望を受け、6両を無塗装時代の姿に戻します。

1985年当時、無塗装時代の6000系車両(写真:南海電鉄)

対象車両は6001編成+6028編成。運行期間は9月11日(月)から当面の間としており、難波~橋本駅間、難波~和泉中央駅間で走ります。

また運行開始に先立つ9月9日(土)には、午前・午後の2回に分け、大阪府河内長野市の南海電鉄千代田工場で復活デザイン車両の撮影会を行います。

参加費は大人6,000円(※中学生以上)、小児3,000円(※小学生)。募集人数は午前・午後100名ずつの計200名。8月8日10時から南海電鉄の「ぶらりたびホームページ」で申込を受け付けます(先着順)。

© 株式会社エキスプレス